古き良きコーヒー豆の世界 ~お客様に届けたい~Interview / 南方郵便機
南方郵便機について
お店の名前はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ作の小説『南方郵便機』からきており、『南方からの贈り物(コーヒー豆)を届けたい』という願いを込めています。30年以上前に創業され、開店当初は店長の高橋さんが1人で始められました。現在は5人で営業をされています。コーヒー豆の産地の多くが日本の遥か南にあり、「その一粒一粒を更に美味しくしてお客様に届けたい!」。お一人で出発したこの店には、そんな気持ちが込められていることが伝わってきます。
最大の魅力は『居心地よい落ち着く空間』です。店内はこぢんまりとしていて、一見すると店の前を通過してしまいそうな佇まいです。しかし、一歩足を踏み入れるとそこには異空間が広がっていました。コーヒー豆は瓶に入れられ棚にところ狭しと並べられており、店内を照らす優しい照明が洋風でオシャレな暖かい雰囲気を醸し出しています。

コーヒー豆の種類

南方郵便機では、問屋さんから様々な国の生豆を仕入れており、カウンター裏にある焙煎機を使い、誰もが良く知るあの香り立つ、お馴染みのコーヒー豆を焼いて(焙煎して)いるそうです。
コーヒー豆は浅煎り・中煎り・深煎りという豆の煎り加減 (焼き加減) があり、順に火にかける時間が長くなっていく。浅煎り【ハイロースト】は酸味があり、中煎り【シティロースト】は飲みやすく丁度良く、深煎り【フレンチロースト】は濃く苦みも深くなるそうです。この焙煎作業を、豆の種類や産地、豆の状態に合わせて変えていく。「焙煎機でコーヒー豆焼いている時、豆の焼き加減を見るのが大変です。」と仰っていました。つまり、同じものは一つとしてないのです。
仕入れる豆は、南米はグアテマラ、ブラジル、コロンビア、アフリカはエチオピア、ケニア、タンザニア、東南アジアはパプアニューギニア、東南アジアのマンデリンなどの様々な国と種類の豆です。インターネット上で豆の購入もできるためぜひホームページをご覧になってください。
豆以外にも
コーヒー豆以外にも、コロンビアアイスコーヒーリキッドという紙パックに入った液体のコーヒーや、ギフト向きのドリップパックセットも販売しています。また、コーヒーの淹れ方を学ぶことができる「コーヒー教室」とコーヒーのお店を開きたいと少しでも思っている人のための「カフェ講座」なども行っています。
最後に
店員さんは優しくとても落ち着くことができる空間のお店でした。 外観に惑わされず「勇気を出して、ぜひ店内に入ってみてほしい。」 少しでも興味を持った方は足を運んで一歩踏み入れてみてください。 南方からの“贈り物”は、コーヒー好きなお客様にとって唯一無二 の“コーヒー豆”であり、コーヒーの淹れ方を知りたい方や開業希 望者には“教室や講座”であり、お客様の笑顔のための“楽しいイベ ント”であり。【南方郵便機】とは、受け取り手にとって、その時最も欲しいものを“プレゼント” してくれるお店なのかもしれません。


- 執筆者:
- 梨山 華穂(なしやま かほ)
嶋田 凪冴(しまだ なぎさ)